うつ病の治療をしっかり進めよう|負担を減らすための方法を紹介

ナース

投薬や入院にかかる費用

男性

自立支援医療の申請も

うつ病の治療にかかる費用は、国民健康保険や社会保険などの保険が適用されるので、自己負担は取り決め通りの負担割合になります。70歳未満であれば3割負担に該当しますので、定期的な通院での診察代と薬代で、概ね3,000〜5,000円程度が1回の相場になるでしょう。通院の頻度が月に2回程度と考えれば、1ヶ月6,000〜10,000円が月の医療費相場ということになります。薬代がどうしても高くなりがちなので、負担割合にしては高めだと感じるかもしれません。数ヶ月ならなんとかなっても、年単位となると家計が気になる出費ですので、不安を感じないよう国の制度を利用するのも良い手段です。うつ病の治療費を軽くするためには、自立支援医療制度が利用出来る場合もあるので、考えてみたほうが良いでしょう。この制度は継続して必要な治療を受けられるようにするために支援する制度で、うつ病の患者も対象となります。制度が利用出来れば自己負担額が原則1割になるため、従来の3分の1まで圧縮することが出来るようになります。また、所得に応じた上限金額が決められているので、その額を超えることがありません。管轄の自治体の窓口に必要書類を持って申請する必要があるので、病院や役所に相談する必要があります。この精神通院医療費の公費負担には所得制限があるので、誰もが無条件に利用出来るものではありません。ただ、うつ病の治療には長い期間がかかる場合も多いので、療養に専念するためにはこうした支援制度は積極的に活用したほうが良いでしょう。また、精神障害者保険福祉手帳が発行される場合、所得税や住民税の優遇などが受けられますので自治体に支給要件を確認してみましょう。費用の不安があると、ゆっくり腰を据えて病気に向き合うことがなかなか出来にくいかもしれません。周囲の人の協力も得ながら、出来る限りの手段は取っておきたいですね。会社員や公務員の場合、病気のために長く仕事を休まなければいけなくなった場合、傷病手当金の支給を受けることが出来る場合もあります。休職しながら傷病手当金を受け取り、完治した上で復職するという手段を取ることが出来ますので利用を検討すると良いでしょう。ただし、これらの制度や手当の手続きは患者側から申請することが必要となり、そのハードルが高いと感じてしまう人も少なくありません。脳神経の病気ですからとてもそんな手続きをする気力もないかもしれませんが、家族の協力なども得ながら検討したいですね。